【参考書解説】【基礎固め・音読】The Rules英語長文問題集 レビュー!

参考書個別解説
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この記事を読むと

英語学習において間違った勉強法で学習を進めることは大きなタイムロスにつながります。
自分にあった参考書を使用して、正しい方法で学習を進めることが合格への最短ルート。
この記事を読んで「The Rules英語長文問題集」の特徴を掴み、正しく利用することで志望合格を掴み取りましょう!

・The Rules英語長文問題集ってどんな問題集かわからない
・他の長文問題集と何が違うの?
・The Rules英語長文問題集を使うときに注意することは?

・The Rules英語長文問題集と併用すると良い問題集は?

といった疑問が一気に解決されます!

The Rules英語長文問題集の特徴

「The Rules英語長文問題集」はスタディサプリの人気講師関先生の著書です。

関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎 [ 関正生 ]

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感想(7件)

長文の読み方を学ぶことができる

アマあす 吹き出し
 

The Rules英語長文問題集は長文を読みながら、英語長文におけるのルールを身につけ入試に対応する力をつけることをコンセプトにしている本です。

長文読解には「読解力」「構文力」「解法力」の3つが必要です。The Rules英語長文問題集では、これらを身につけ、試験本番で再現性を持って発揮できるように、英語を「なんとなく読む」から「ルールに基づいて読む」に進化するために必要なルールを学ぶことができます。

また同じルールが何度も出てくることもあり、やったらやりっぱなし状態を未然に防いでくれています。

音読の方法を学ぶことができる

受験生の中には「音読なんてしたことない」という生徒も多いと思います。しかし、The Rules英語長文問題集には「音読について」というページがあり、そこで具体的な音読の方法が示されています。

文法・構文を意識して10回
内容を意識して10回
スピードを意識して10回

音読用にスラッシュのみが入った白文も掲載されており、かたまりで英語を理解する意識を養うことができます。

音声がスマホでダウンロードできるためスキマ時間で学習を進められるのもいいですね。

構文解釈がある

The Rules英語長文問題集では、構文解釈の方法([ ],( ),< >の使い分け、品詞の説明)から丁寧に解説されており、その上で全ての文に構文解釈と日本語訳が振られています。

自分でつけたSVや、修飾関係が正しくとれているのか確認できるのは自学にとてもいいですね。

「設問」の解説ではなく「英語」の解説に力を入れている

The Rules英語長文問題集は、「英語をルールに基づいて読めるようにする」というコンセプト通り、その場限りの解説ではなく、どんな英文でも成り立つルールや考え方が詳しく解説されています。

各設問に対して、設問の意図から頭の働かせ方、解答の根拠まで細かく説明してくれています。

長文をたくさん読んでいるけど、なかなか問題を解けるようにならない、という受験生にはオススメです

The Rule英語長文問題集を使うべき時期とレベル

時期は?

The Rules英語長文問題集は英文法を一通り学習し、これから英語長文の学習を始めたい!という受験生におすすめです。時期としては、高3の7月あたりに取り組み始められると良いでしょう。単語と英文解釈は並列して学習を進めると良いでしょう。

文法(+単語)→長文&解釈(+単語)のような流れがおすすめです!

レベルは?

参考書名The Rules英語長文問題集1

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The Rules英語長文問題集4

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現状学力→到達学力(クリアしておきたい参考書)

入試基礎・大学受験の基礎レベル:共通テスト4割→6割

「英文法ポラリス1」終了程度が望ましい

入試標準・共通テスト・中堅私大レベル:レベル共通テスト6割→7割・日東駒専合格

肘井学「読解のための英文法 必修編」 ターゲット1900

入試基難関・MARCH・中堅国公立レベル:共通テスト7割→8割・MARCH合格

ネクステなどの網羅系参考書 肘井学「読解のための英文法 難関大編」

入試最難関・早慶・難関国公立レベル:共通テスト8割→9割・早慶・難関国公立合格

 

分量12題12題12題12題
目安時間1題45分(復習込)×12問=9時間1題60分(復習込)×12問=12時間1題60分(復習込)×12問=12時間1題60分(復習込)×12問=12時間

The Rules英語長文問題集の場合、レベル別に1〜4までの番号がふられているため目標によって使用する参考書を選定しましょう。

The Rules英語長文問題集の使用法と注意点

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使用法

英文法や単語などの英語の基礎を固めた後に、「長文の読み方」を学習する参考書です。
したがって、「英語長文の読み方がわからない」「なんとなく読んで問題は解いているけど、自信を持って解答できていない」という生徒におすすめです。

一方で、「自分なりの英語長文の読み方が確立している」という生徒は同じ著者の英語長文ポラリスを使用した方が良いです。

コンセプトにあるように「英語の読み方」を参考書の解説ベースで学習していく参考書のため、問題を解きっぱなしでは全く意味がなくなってしまいます。必ず問題を解き終わった後には、復習の時間を設け、Rulesの定着を目指しましょう。その際、音読も必ず行いましょう。

理想としては、演習時間に対して復習時間が1:1~1:1.5程度が望ましいでしょう。

また音読などは継続的に数日にわたって実施することで成果が見込めます。

1日数分でも継続することが大切。継続は力なり。です。

注意点

The Rules英語長文問題集を使うときは、最低限の文法知識が揃っていることが望ましいでしょう。解説中の説明も、文法事項については部分的な説明になってしまうこともあるためです。

具体的には同じ関先生の著書である、関正夫の英文法ポラリス1を仕上げた状態であれば十分解説を理解できるでしょう。

The Rules長文問題集と併用すると良い参考書

The Rules長文問題集の使用前に単語帳を一通りこなし、文法についての基礎の理解ができていることが望ましいです。

単語帳でいえば、ターゲット1900・システム英単語などが6~7割程度理解できていればThe Rules1を読み進めることができるでしょう。

また、英文法については関正夫の英文法ポラリス1が終了していることが望ましいです。これは長文を読む上での最低限の文法理解のためであるため、英文法ポラリス2以降は志望大学の過去問の傾向次第で使用するかどうかは判断しましょう。

またThe Rules1→2への移行の際には、英文解釈の力をつけておくとスムーズに移行できます。

この際には、肘井学の読解のための英文法がおすすめです。レイアウトも含めスッと入り込みやすい構造になっています。

最後に

今や数多の参考書が世に溢れかえっているため、その中から自分に合った参考書を見つけ出すのは容易ではありません。

・どんな参考書がいい?
・自分に向いた学習法を考えて欲しい

などの希望がある場合はページ上部の問い合わせフォームからご連絡お待ちしています。

返信の頻度には波がありますが、原則返信させていただきます。

コメント

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